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栗川 幸子 院長

YUKIKO KURIKAWA

患者さんの生活習慣に原因を探り、心に寄り添う医療を提供。

内科医を目指していたが、女性としての将来を考慮し皮膚科医に転向。1999年に、雑色駅そばに開業する。

栗川 幸子 院長

栗川 幸子 院長

雑色皮フ科

大田区/仲六郷/雑色駅

  • ●皮膚科
  • ●アレルギー科

人のお役に立てる仕事がしたい。

栗川 幸子 院長

おそらく皆さんも同じだと思うのですけども、人のお役に立てる仕事に就きたいと思い、その中で、「お医者さんが良いな」と思うようになっていました。どうしてでしょうね、小さい頃に読んだ野口英世の伝記の影響か、あるいは、教師をしていた母が、「小さい頃は歯医者さんになりたかった」とつぶやいていたのが耳に残っていたのかもしれません。
私は当初から皮膚科医だったわけではないのです。初めは全身を診たいと考え、内科を選びました。しかし、大学の内科医という立場において、育児と仕事を両立させることは難しいものがあります。皮膚科という選択はその先にあったものなのです。
実のところ、皮膚科に転向した当初は、「簡単にできるものかな」と安易に考えていました。ところが実際に入ってみますと、その奥深さを思い知らされることになります。皮膚科は内科的な要素があると同時に、手術を必要とするような外科的な側面もあって、病理学の知識も必要になります。また、目で見て良くなったかどうかが一目瞭然なところは、面白いところであると同時に、難しいところでもあるんですね。本当、最初の頃は診察をするのにも冷や汗をかいていたものです。
1999年に『雑色皮フ科』を開院いたしました。私は結婚以来、ずっとこの近くに住んでいまして、雑色は非常に馴染みのある土地でした。その当時は皮膚科も少なかったようで、近所の方から薦められたこともあって、この土地を開業の場所としたのです(京浜急行・雑色駅から徒歩1分)。

患者さんに細やかな指導を行い、完治を目指す。

栗川 幸子 院長

ここは住宅地の中にあるものですから、赤ちゃんからご高齢の方まで、老若男女、幅広くいらっしゃっています。お悩みの種類としては、ごく一般的な病気が多いですね。アトピー性皮膚炎に始まり、じんましんや水虫、イボ、水イボといったもの。あるいは感染症一般に入るものとして、帯状疱疹やヘルペスまで、実にさまざま。当院ではこの他、巻き爪の治療もおこなっています。
皮膚科は、お薬をご自身で塗っていただかなくてはなりません。よくあるのが、塗り方が間違っていたり、塗り方は正しかったとしても、自己判断で治ったと思われて、お薬を中途でおやめになるケースです。医院では定期的に勉強会をおこない、病気の共通理解を図った上で、スタッフみんなで細かく指導できる様、努めています。

患者さんは、その人その人によって皆異なります。どうしてもステロイドが苦手という方もいらっしゃいますので、よく患者さんの声に耳を傾け、その人にとっての良い治療を目指していきます。

皮膚炎の再発防止に有効なパッチテストを実施。

栗川 幸子 院長

大学では、接触皮膚炎、つまり、“かぶれ”を専門としていました。この接触皮膚炎の診断に必要なのがパッチテストです。この検査では、実際に皮膚にかぶれを起こす要因と考えられるものを貼り、その反応を見ていきます。対象となるのは、ピアス等に用いられる金属、飲んでいるお薬、果ては毛染め液から植物まで、ありとあらゆるものです。
パッチテストをおこなうことにより、今後の皮膚炎の再発防止につなげることができます。また、この化粧品はだめでも、違う化粧品なら大丈夫といったように、使えるものを判断する材料にもなります。非常に有用なテストだと言えますね。

紫外線治療やレーザ―治療も導入し、幅広い疾患に対応。

紫外線治療は、乾癬や白斑、円形脱毛症やアトピー性皮膚炎にも有効なものです。すべての方が軟膏と飲み薬だけで治せるというわけではありませんので、治療の選択肢とて重宝しています。また、しみや茶色いアザに対してレーザー治療も行っております。
アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症など、完治が非常に難しい病気が存在するのが皮膚科の疾患です。当院では西洋医学のみならず、漢方等も使用していますが、本当に深刻な症状を抱えた方を助けられるよう、今後も勉強を重ねていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ。

今は本当に食生活が乱れているように見受けられます。チョコレートにスナック菓子、それからジュースなどなど。小さい頃から食生活を見直すことにより、さまざまな病気を予防することが可能になります。赤ちゃんの頃から良い肌を保てるよう、日々の生活習慣からアドバイスをさせていただければと思っています。
とはいえ、慣れ親しんだ生活習慣は、容易に変えられるものではありません。ことに、アトピーが深刻な方の中には、「これまでずっとこうだったから…」と、あきらめてしまわれている人もいらっしゃいます。治療の成果が優先されるのは当然ですが、そういった方々とゆっくり話をしていきながら、心に寄り添っていく医療を提供できればと思っています。

※上記記事は2016年3月に取材したものです。
これから受診される患者さんへ。

栗川 幸子 院長 MEMO

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味:テニス、ゴルフ、ジムワーク
  • 好きな作家:司馬遼太郎
  • 好きな映画:チャールズ・チャップリン作品
  • 座右の銘:一生懸命
  • 好きなアーティスト:綾香、松任谷由実
  • 好きな観光地:鎌倉、京都

グラフで見る『栗川 幸子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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