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木原 正義 院長

MASAYOSHI KIHARA

ペインクリニックや鍼・マッサージを導入し、痛みの早期軽減に取り組む整形外科。

獨協医科大学卒業後、國立東京第2病院(現東京医療センター)に勤務。1992年、下丸子駅近くに開業。

木原 正義 院長

木原 正義 院長

きはら整形外科

大田区/下丸子/下丸子駅

  • ●内科
  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

人の助けになる仕事を目指し、整形外科医に。

木原 正義 院長

漠然としたものでしたが、人の助けになる仕事がしたいという意味で、まだ小さな頃からこの仕事を意識していたように思います。その漠然とした思いが形になったのは高校生になってから。私が通っていた学校は、医者を志す人間が多く集まっていました。彼らからも刺激を受け、明確にこの道を目指し始めたというところですね。
大学を卒業した私は、元来スポーツが好きだったということもあって整形外科を選択しました。他科に比べますと、整形外科は患者さんが元気になって帰っていく比率が高い傾向があります。この科を選んだのは、その部分の魅力も大きかったかもしれません。
1992年に『きはら整形外科』を開院致しました。正直なところ、私自身はそれまで大田区に縁はなかったのです。ただ、知り合いはたくさん住んでいて、その中には私を医者へと最終的に導いてくれた先生もいらっしゃいました。高校時代からの友人で一緒に医者を目指したものがいるのですが、その彼のお父さんから、「木原君、医者になりなさい」と薦められたことがありました。本当に勉強に身を入れるようになったのは、それからですね。この場所を見つけた時にはお導きというわけではありませんが、その先生から「ここで頑張りなさい」と励まされるような気がしたことを憶えています(東急多摩川線・下丸子駅より徒歩3分)。

痛みを減らし、患者さんの満足度を高めることに尽力。

木原 正義 院長

整形外科とは、患者さんの「痛み」との戦いになります。どうやってその痛みをやわらげてあげれるか。その手段を豊富に備えていることが大切です。まずはお薬ですが、これも普通の痛み止めに始まり、より効果の高いものや、漢方薬等があります。それから、理学療法。当院の特徴としては、とにかく患者さんに“ふれていく”ということです。整形外科医が陥りやすいことなのですが、写真を撮り、変形してるから仕方がありませんよ、となりがちなのですね。そうではなく、必ずふれてみて、患者さんごとに異なる状況をしっかり把握しなければなりません。身体にふれてこそわかることも多々ありますし、その人の心にふれることも大切です。
当院では他の手段として、鍼やペインクリニックがあります。すべての人が鍼で治るわけではありませんし、合う合わない、ということもあるでしょう。その患者さんに合致する方法を見つけていくには、そもそも選択肢を多く備えていることが大切になってくるのです。

病気が治ることが第一ですが、たとえば変形性の膝関節症や脊椎症といったお年寄りに多い慢性疾患に関しては、若かりし頃と同じ状態にすることは難しいものがあります。だとすれば、10ある痛みを8にする、5にしていくということが大事なことと思うのです。患者さんの満足度を少しでも高めてあげることが私たちには求められていると考えています。

蒲田医師会の理事として、適切な医療機関を紹介。

木原 正義 院長

私は15年間、医師会の理事を務めさせていただいており、いわゆる病診連携や診々連携を充実させることに力を入れてきました。入院が必要な患者さんに対しては病院をご紹介しなくてはなりませんし、整形にいらした方であっても、時に、内科や皮膚科のご相談を承ることがあります。当然のことながら私がそのすべてを診るというわけにはいきませんし、必要な場合は適切な医療機関を紹介していくのも、開業医の役割と考えています。大田区では区内の開業医を網羅した医療ブックを配布していますので、そちらも是非参考にしていただきたいですね。

骨粗しょう症から寝たきりになることも。

骨粗しょう症は非常に大きな問題ですね。一般的な考えとして、骨粗しょう症そのものが要因で命を失うことはないでしょう。しかし、これが原因で転倒し、入院してそのまま寝たきりになってしまう方は少なくありません。もちろん、動けなくなれば認知症も進行していきます。その可能性を考慮すれば、症状がまだ表に出ないうちに予防に取り組むことが非常に大切になってくるのです。
整形外科は、骨粗しょう症の判定はもちろんのこと、症状の程度により、どういう治療を進めていくべきかというシステマティックな対応が可能です。現在、そのノウハウを内科さんと共有することを進めています。これが実現すれば、患者さんは普段はかかりつけのクリニックで診察を受け、半年に1回といった頻度で、整形外科を受診するという利用が可能になると考えています。

これから受診される患者さんへ。

蒲田医師会では災害時の対策を現在まとめている最中です。今日明日起こっても不思議はないことですし、具体的な対応をしっかりと形にしていくことを私のライフワークとして進めていきたいと考えています。

信頼のおける、なんでも相談できるホームドクターを是非見つけてください。その際は、科をまたいだ連携のできるクリニックを選ばれたほうがよろしいでしょう。医療の最初の窓口として、先々のことまで気を配ってくれる先生を見つけていただきたいですね。

※上記記事は2015年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

木原 正義 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:ゴルフ、ギター
  • 好きな本もしくは愛読書:明治維新以降の歴史書 / 半藤一利著書
  • 好きな映画:アクション、SF
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:あるがまま、背伸びをしない
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:ロック&ポップス / レッド・ツェッペリン、ビリー・ジョエル
  • 好きな場所もしくは好きな観光地:東京、沖縄

グラフで見る『木原 正義 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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