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大川 洋二 院長

HIROJI OKAWA

子どもに関わるすべてのニーズに応えられるクリニックを目指して。

東京医科歯科大学卒業。2000年に『大川こども&内科クリニック』を開院(東急多摩川線「矢口渡駅」から徒歩1分)。現・東京医科歯科大学医学部臨床教授。

大川 洋二 院長

大川 洋二 院長

大川こども&内科クリニック

大田区/多摩川/矢口渡駅

  • ●小児科
  • ●内科
  • ●アレルギー科

未来ある子ども達のために、私ができることを

大川 洋二 院長

歯科医師であった父の影響もあり、幼い頃より医療関係に進みたいと思っていました。その中で、より広く、人を全体として診ていきたいと思い、医科の道を志したということになります。大学では小児がんや血液疾患を主に担当していました。血液疾患とは、白血病や再生不良性貧血といった難治性の病気のこと。当時は、非常に重い病気を診ていたということになります。
20世紀最後の年に『大川こども&内科クリニック』は開院いたしました。ちょうど50歳という節目の年を迎えたこともあり、父の歯科医院を改装してこの運びとなったのです。科は違えど、父が長年従事してきた地域医療への貢献を受け継いだ形になります。
医師とは、人の一生に関わっていく仕事です。その命の重さにご高齢の方も子供も変わりはありませんが、子供にはこれから先、50年、80年、100年近い未来があります。その将来ある子ども達のために少しでもお役に立っていければと思っているところです。

子供に関わるあらゆるニーズに応えていくことがモットー

大川 洋二 院長

子供は自然に病気を治す力を宿しています。医療の介在をなるべく最小限にとどめ、自らの力で病気が治るようにと心掛けています。また、病気を治すことも大事ですけれど、それ以前に病気にならないように努めるのが、今の時代の小児科医の役割です。そのため当クリニックでは、健康診断や予防接種にも力を入れています。
子どもに関わるすべてのニーズに応えていく。当院のモットーに連なるものとして、病児保育室「うさぎのママ」を設けています。「うさぎのママ」は、病気と闘う乳幼児のためのデイケアルーム。入院するほどではないにせよ、きちんとした医療を受けることで早期の回復が期待できる子ども達を対象としておあずかりしています。もちろん、水ぼうそうやおたふく風邪、インフルエンザなどの隔離が必要な病気にもご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。

育児支援にも積極的に関与

大川 洋二 院長

最近はみんなと上手く馴染めない、少し育て方に工夫が必要なお子さんを見る機会が目立って多くなってきました。いわゆる発達障害と呼ばれるものがそれに該当し、こうしたお子さんをケアすべく、「こども・家族発達相談室 すくすく」や「うさぎの学校』といった試みを始めています。
今は核家族化がすすみ、以前のように周囲の支援を受けられず、孤立化して子育てに苦心されている親御さんが多くいらっしゃいます。その戸惑いが高じることで、いじめや虐待といった社会問題になっている面も少なからずあるのでしょう。しかし、そうしたケースでも、適切な医療を受け、生活に必要な具体的なスキルを身につけることで、問題なく社会生活を営むことができるようになります。クリニックでは経験ある臨床心理士や言語聴覚士が携わり、お子さん達の健全な発育につなげていきます。
それから、もう1つ大事なのが親御さんへのケアです。我が子が他の子と少し違って見えることが、心理的な負担になっていることは多々あります。そうした思いを抱えている親御さんに対し、その子の良い面を伸ばすためにどう接していくべきかをお教えする講座もおこなっています。子供がすくすくと育っていけるよう、あらゆる方面からのアプローチを続けていきたいと思っています。

専門性の高い医療を必要とする子ども達のための専門外来

大学からは、てんかんなどに代表される神経疾患、あるいは低身長などの内分泌性疾患を専門とする先生方をお呼びし、各種の専門外来を設けています。それから、夜尿症については、私が担当しています。
夜尿症とは、つまりはおねしょのこと。幼稚園児くらいであれば月に1回や2回のおねしょをするのは普通のことですけれど、小学校に上がってからも毎日おねしょが続くようであれば、専門的な診察が必要になります。膀胱の機能や多尿に関する検査を行ない、きちんと評価した上で、生活のリズムを規則正しいものにすることで、時間は多少掛かってもほとんどの子は改善することができます。

現在、1日の患者さんは多い時で200人ほど。それだけの数を到底1人では診れませんので、通常は2人体制、大学から先生がいらっしゃれば、3人、4人の体制で診療をおこなっています。子供の病気は日時を選びません。それに対応するため、ここでは1年365日診療室を開いています。これはスタッフの献身的な協力に負うところが大きく、大変感謝しています。私ですか? 私に限らず、医者になるような人は休まないことが普通になっていますから、まず問題はないでしょうかね(笑)。

これから受診される患者さんへ

病気にならない身体にするのが一番。そのためには、まず予防接種をきちんと受けていただくこと。それから、仮に病気になったとしても、必要最小限のお薬でまかなうことが大切です。お熱が出たからといってすぐに抗生剤を使っていますと、身体の免疫が充分に育ちきらない可能性があります。どうか、お子さんの力を信じてあげてください。もし病気になったとしても、「これでまた強くなる」と喜んであげられるような余裕を持つことも時に必要です。子供の力を信じ、楽しみながら子育てをしていただきたいですね。

※上記記事は2017年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

大川 洋二 院長 MEMO

小児科専門医 /血液専門医

  • 出身地:佐賀県
  • 趣味・特技:ワイン
  • 好きな本・作家:逢坂剛
  • 好きな映画:カサブランカ
  • 好きな言葉・座右の銘:志、ノブレス・オブリージュ
  • 好きな音楽・アーティスト:スメタナ:モルダウ
  • 好きな場所・観光地:軽井沢

グラフで見る『大川 洋二 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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