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藤井 大吾 院長

DAIGO FUJII

「町の主治医」として、患者様一人ひとりの健康の維持・管理に責任をもちたい。

岩手医科大学卒業後、順天堂大学病院では特に肝胆膵の悪性腫瘍の早期診断に取り組む。その後、西馬込駅近くに開業したのち、2015年すぐ近くに移転リニューアルした。

藤井 大吾 院長

藤井 大吾 院長

藤井内科クリニック

大田区/南馬込/西馬込駅

  • ●内科
  • ●小児科
  • ●消化器外科
  • ●循環器内科
  • ●循環器内科

遺伝子に興味を持ち、高校球児が医師を目指す。

藤井 大吾 院長

医学の道に進もうと思ったのは高校3年生の時でしたね。それまでは、法律家になりたいと思っていました。なぜ進路変更したのか、実は明確な理由はあまり思い出せないのですが…、遺伝子に興味を持ったことは影響しています。あとは人に何かをしてあげたときに、喜んでくれることにうれしさを感じていたので、病気に悩んでいる方の為に働ける医師を第一希望に決めたんだと思います。
高校では野球部で、3年の夏の大会まで野球漬けの日々でした。都大会の予選で負けてからは、受験まで約半年しかありません。気持ちを切り替えて、毎日図書館に通いましたね。大学入学後は、また野球部へ(笑)。一方で、「医師になったら一生のうちに、何十万人という患者様を診察することになる」という漠然とした思いがモチベーションになり、勉強にも取り組みました。

クリニックは、患者様目線を重視したリラックス空間。

藤井 大吾 院長

順天堂大学病院では朝から晩まで臨床と研究で猛烈に働かされました。特に肝胆膵の悪性腫瘍の早期診断に取り組み、この臨床研究で学位を取得いたしました。この時の経験でかなり鍛えられました。
その後1993年都営浅草線「西馬込駅」徒歩5分ほどの場所に当クリニックを開業し、2015年すぐ近くに移転リニューアルしました。リニューアルに際しては、「患者様の目線」「リラックスできる空間」を重視しました。
待合室は曲線がやさしい吹き抜けの天井で広々とした空間になりました。また、院内はバリアフリーです。車いすの方や高齢の患者様がバリアフリーに喜んで下さいまして、その時は、設計・内装は全面的に妻に任せてよかったと思いました(笑)。

現代医療の良さを地元の方々のために発揮したい。

藤井 大吾 院長

大学病院で十数年勤めてきた間に、強く感じたのがテクノロジーの進化です。それは当然、医療の領域にも大きな影響を与えています。エコーの小型化は代表例の一つですね。そのほかにも、内視鏡や透視装置などもクリニックで行えるようになり、大学病院とほぼ同等の診断能力を、町のクリニックでも持てるようになってきたと感じました。それならばこれからは、大学病院で培った知識や技術、経験を含め、現代医療の良さを地元の方々のために発揮したいと思いました。
私は生まれも育ちも大田区なんですね。クリニックのある西馬込から徒歩15分ほどの上池台というところに昔から住んでいます。見慣れた景色や親しい人たちと接していると、とても安心感もあります。

町の主治医として「健康で自由な時間を伸ばす」医療を心がける。

診療方針は、あまり専門性を持たず、いろいろな疾患に対して「標準的な治療」を行うことです。標準治療とは、今の時点で確約されたベストな治療のことを言います。そのため、出来るだけ文献を読んだり、講演会に出席したりして、日々進化する標準治療を勉強するように心がけています。
もう一点は、患者様の身になって考えることです。患者様は来院される際、大変不安を抱えていると思います。私はその不安を少しでも和らげるように、より良いコミュニケーションを図るよう努めています。病気や検査に対する不安は出来るだけ和らげてさしあげたいと思います。不必要な不安は与えてはいけないと思います。それはスタッフも共有していて、例えば内視鏡検査を受ける患者様が不安がっていたら、看護師は「ウチの先生は内視鏡のベテランだからすぐ終わりますよ」と、さらっと患者様に言ってくれます。それだけで不安は和らぐものです。
診療科目は内科、消化器科、循環器科と幅広く、患者様も糖尿病や高血圧などの生活習慣病や感染症など、いろいろな疾患の方が訪れます。中には複数の病気や重い病気の患者様も少なくありません。患者様の訴えを丁寧に聞き、隠れているかもしれない疾患、今後発症するかもしれない病気について事前に気付いてあげられるように、その患者様全体を診ています。「その人が健康で自由な時間を少しでも長く過ごせるようにする」、それが「町の主治医」としての役割だと思っています。

これから受診される患者さんへ。

私は単なる町の内科医です(笑)。でもそれはとても重いことで、特定の病気を診る大学病院と異なり、患者様一人ひとりの体全体を診て、健康を管理していく責任があります。例えば、糖尿病の患者様が合併症をおこさないことや事や癌に気付かないで手遅れになることが無いように、あるいは他の病気になっていたのに、気が付くのが遅れたなどという事が無いようにしなければと思っています。
また、患者様の訴えの中には、医学のセオリーでは説明がつかないけれど、最終的にこういう事だったのかと気付かされることを数多く経験しています。それだけに、患者様の声には真摯に耳を傾けるよう心がけています。病気のみだけでなく、その背景もみることが町の主治医としての義務だと思っています。皆様も長く続く症状や不安なことがあったら、お近くの医療機関で受診されることをおすすめします。

※上記記事は2016年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

藤井 大吾 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:相撲、野球
  • 好きな本:ノンフィクション、歴史書、国際関係書
  • 好きな映画:わんぱく戦争
  • 好きな言葉:「一期一会」
  • 好きなアーティスト:サイモン&ガーファンクル、エリック・クラプトン、ピーター・ポール&マリー
  • 好きな場所:山(蓼科、八ヶ岳)

グラフで見る『藤井 大吾 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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