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渋井 幸裕 院長

YUKIHIRO SHIBUI 

患者さんに合わせた最適な不妊治療を
生殖医療の初期から研究・治療に関わるスペシャリスト

東邦大学医学部卒業後、同大学病院医局に入局。体外受精グループで研究を行い、生殖医療について造形を深めつつ診察に携わる。2010年、蒲田の地でキネマアートクリニックを開院。(JR「蒲田駅」、「京急蒲田駅」から徒歩5分)。 

渋井 幸裕 院長

渋井 幸裕 院長

キネマアートクリニック

大田区/蒲田/蒲田駅

  • ●産婦人科
  • ●産科

生殖医療の成長期から研究・診察に携わる

渋井 幸裕 院長

私の周囲に医療関係者がいたわけではありませんでした。医療の道を選んだのは自らの選択です。東邦大学医学部を卒業した後は、大学病院の医局に入局。さまざまな診療科にローテーションで従事し、臨床経験を積みました。当時はまだ、顕微授精が開発されたばかりのころで生殖医療もまだまだ発展途上の段階でしたが、私の所属していた医局は他に先駆けて生殖医療に力を入れていたこともあり、専門的に学ぶことを決意。体外受精グループで研究を行いつつ診察も行いました。生殖医療には日本でも早い時期から関わることができ、さまざまな体外受精の手法について学ぶことができました。また、大学病院で多くの患者さんを診察する中でさまざまな経験を積んだことは今の診療に活かされていると思います。大学病院でお世話になった後、今から15年ほど前に開院。
2010年今の場所に移転し、大衆映画発祥の地、蒲田でキネマアートクリニックという名前を掲げ、生殖医療の一助となるべく診療をしています。(JR「蒲田駅」・「京急蒲田駅」から徒歩5分)

患者さんの導線にも配慮した広い院内

渋井 幸裕 院長

現在の地へ移転した理由は、以前の施設が手狭になったためです。当クリニックは多くの患者さんが来ていただいてもゆったりとお待ちいただけるようにB1階と1階に待合室を設けています。地下には専用のキッズルームも設けていますが、他の患者さんにご迷惑がかからないように院内の導線を考えて設計しています。お子さん連れで通院する必要がある方にも周囲の方に気兼ねすることなく受診いただくことが可能ですので、安心してお越し頂ければと思います。
院内には診察室、採卵を行う処置室のほか、培養室や採精室、レントゲン室や超音波診断装置などのほか、受精卵の発育観察ができる「リアルタイム培養細胞観察装置」を備えています。また、患者さんの心身へのストレス軽減にも配慮してお体を休めていただける回復室や、患者さんの心のケアを大切に考え、安心して心の内を話していただけるようにカウンセリングルームも設けています。

男性・女性療法の面から妊娠に向けてアプローチを行う

渋井 幸裕 院長

生殖医療は人により、症状も体の状態も違います。ですからどれか一つの治療に特化するというのではなく、患者さんに合ったベストな治療を選択していくことが最も大切になります。ですから、当院ではタイミング法から人工授精、顕微授精などさまざまな治療を選択できるように体制を整えています。
また、不妊治療は体だけでなく、メンタルな部分のストレスも大きいもの。当院では不妊コーディネーターによる外来や心理士によるメンタルケアなど診療以外のサポートも行っています。そして、不妊の原因の半分ほどは男性も関係してきます。当院では男性不妊に関しても力を入れており、専門のドクターによる診療を行っています。男性不妊には先天性と後天性のものがあり、その日の体調によっても結果が左右されるので、必要に応じて複数の検査も行い、正確な診断を行っていきます。男性と女性療法の側から妊娠に向けてアプローチをしていくのが当院の不妊治療の特徴と言えるでしょう。
現在当院では私も含め常勤の医師が2名、他にも非常勤の医師が複数名診療を行っています。毎日少なくとも2診は組める体制で診療を行っています。多くの医師が診療を行っていますが、ただ、あえて担当制にはしていません。一人の医師だと意見が偏ってしまうことも考えられるからです。逆に担当制ではない方が、患者さんも幅広い意見を聞くことができるメリットがあるのです。院内で行うセカンドオピニオンと言えるでしょうね。また、診察するドクターも違った角度からの意見は診療の参考になるというメリットもあります。多くのドクターで協力して不妊治療に必要なことは全て行えるようにしていきたい…というのが当院の診療コンセプトです。

患者さんに合わせた不妊治療を提供するべく尽力する

不妊治療はさまざまな患者さんがいらっしゃいます。治療が初めての方もいれば、何度も挑戦している方、初めての妊娠の方もいれば2人目がなかなかできなくて受診される方など治療を受ける理由や背景も人それぞれです。
中には体外受精や顕微授精を最初から希望される方など、目的を持って受診される方もいらっしゃいます。診療の際大切にしていることは、患者さんのニーズをお聞きすると共にその希望が医療の立場から見て妥当かどうか判断すること。希望される治療と医療の立場から見た必要な治療がずれていることもあるのです。ですから、全て患者さんの希望に沿った治療を行うのではなく、患者さんにご説明して相談しながら納得いただける治療をご提案して行くようにしています。
治療の際には必要に応じて検査を行いますが、検査結果によってはいろいろ治療に枝葉が分かれていくこともあります。常に治療で大切にすべきこと…木で言うと幹の部分をしっかりととらえ、その上で治療の枝葉を広げて行く治療を行いたいですね。
また、不妊治療は二人で行うものではありますが、常にお二人で来る必要があるわけではありません。治療の際には、必要に応じてパートナーの方にも来ていただければと思います。

これから受診される患者さんへ

不妊は他の内科や外科のように必ずしも体の痛みを伴うことではないので難しいことが多いもの。なかなか妊娠しない…といった漠然としたものから、生理不順や子宮筋腫など体調不良を伴うものまで妊娠に関する悩みは人によりさまざまです。中には妊娠しないから精神的に落ち着かない…、相談できる人が周りにいない…といった悩みをお持ちの方もいるかもしれません。
一番気をつけるべきことは不安を抱えたままずっと過ごすことです。相談や検査に来ていただいて何か原因が分かれば対処をすればよいですし、何も原因がない場合にはまた頑張りましょうという新たなスタートラインに立つことができます。何もしないでいるよりは足を運んで不安を解消しましょう。
当院は多くのドクターがさまざまな不妊治療を行っています。今まで聞けなかったアドバイスをうけることができるかもしれません。また、メンタルなご相談にも対応しています。一年以上妊娠しない方、不妊治療を頑張っているけれど結果が出ない…といった方からなんとなく不妊が気になる方まで、気になることがあれば、お一人で考えずにまずはご相談にいらしていただければと思います。

※上記記事は2018年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

渋井 幸裕 院長 MEMO

生殖医療専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:スポーツ一般
  • 好きな本・作家:ミステリー
  • 好きな映画:スターウォーズ
  • 座右の銘・好きな言葉:誠実
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:ビートルズ
  • 好きな場所:海

グラフで見る『渋井 幸裕 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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