東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

成川 正之 院長

MASAYUKI NARUKAWA

正しい診断と計画的な治療で、
やり直しのない、長持ちする歯に。

東北大学を卒業後、東京医科歯科大学歯学部第一補綴科を専攻。1997年に『なるかわ歯科医院』を開院 (東急池上線「蓮沼駅」から徒歩1分、「JR蒲田駅」から徒歩8分、「京急蒲田駅」から徒歩15分)。

成川 正之 院長

成川 正之 院長

なるかわ歯科医院

大田区/西蒲田/蓮沼駅

  • ●歯科

子供の頃から馴染みあるこの街で

成川 正之 院長

医学系に進みたいという思いがまず先にあり、そこに、「手に職をつけたい」という思いがあわさり、この道を選ぶにいたりました。実家は、テーラーの洋服屋でありました。本当に、手に職、の仕事ですよね。私が医療系の中で歯科医師を選んだのは、その影響もあったのかもしれません。
東北大学を卒業後は、東京医科歯科大学歯学部第一補綴科に進みました。部分床義歯学といい、主に義歯(入れ歯)を専門とする科になります。これこそ、まさに、職人の世界ですよね。患者さんに合わせ、入れ歯を配列していくその過程に魅力を感じ、この分野を選んだということになります。
『なるかわ歯科医院』は1997年に開院いたしました。私はこの区域の高校出身で、蒲田は馴染みの街でした。思い出深いこの土地で、皆さんのお口の健康に少しでも寄与していければと思っています。

正しい診断こそが、すべてに優先する

成川 正之 院長

患者さんの病態を正しく診断することが最も重要です。お口の中がどういう状況にあり、何が原因でそれが起こっているのかがわかれば、おのずとすべきことが見えてきます。その最初の診断の段階で誤りがあれば、治療は間違った方向に進むことになります。歯(歯肉)が腫れたとしましょう。根の先に病巣があると判断し、根の治療をして改善が見られた。ところが、治療を終了してしばらく経つと、また腫れてくる。よくよく見れば、そもそも歯にヒビが入っていたことがわかったはずで、そうであれば、患者さんに負担を強いる根の治療をする必要はなかったことになります。
正確な診断をするために特別な機材が必要なわけではありませんが、CTがあるとないとでは、ずいぶん違うかもしれません。レントゲンでは表面の部分だけが黒く見えたとしても、CTでは歯の裏側の黒い線が見えることがあり、そこから、「歯が割れているかもしれない」と推測を立てることが可能になります。また、同じものが見えたとしても、経験則がないと見落とすこともあり得ます。虫歯の成り立ちにしても、咬み合わせが原因で起こる虫歯もあれば、みがき残しが原因の場合もありますし、それは経験によって推測できるものなのです。経験と設備。この2つがそろって初めて、正確な診断が可能になります。

ゴールが見えないまま治療を進めることはしない

成川 正之 院長

歯周病の治療をおこなうならば、歯周病菌の検査を欠いてはならないと考えます。歯周病が起きた初めの段階で菌の数と種類を把握しておけば、治療によってどれだけ菌が減っていったかということがわかります。菌がいなくなれば、歯周病の治療は終了というわけです。
検査は言わば、地図のようなもの。知らない街を歩くのに、地図なしでは歩けないですよね。治療のゴールが見えないまま、終わりが見えないまま治療を進めることは、患者さんに対して不誠実ではないでしょうか。当院では治療の成果を患者さんに確認していただき、納得のいく治療をおこなっています。

進化していく歯科医療にも柔軟に対応していく

マイクロスコープを用いる最もメリットの大きい治療が、根の治療です。肉眼では見えない部分を、同軸の光で照らし出し、拡大視野で見て治療をおこなえることは、大きな利点です。
このマイクロスコープですが、私はほぼ全ての治療に用いています。と言いますのも、拡大視野に慣れてしまうと、肉眼で治療をおこなうことが不安になってしまったからなんですね(笑)。
10年前と今とでは、歯科治療ががらりと変わっています。設備しかり、技術しかり、新しいものを積極的に取り入れ、良質な治療を患者さんに提供していきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

何でも話ができて、自分のことを理解してくれる、かかりつけの先生をお持ちになることをおすすめします。最近の風潮として、患者さんのことを“患者様”と呼びましょう、という空気があるように感じます。私としては、その流れに若干の違和感を感じざるをえません。我々と患者さんとは、確かに立っている位置は異なります。しかし、“患者様”と呼ぶことで、距離感は不自然に遠くなり、気軽に話をしていただける環境を阻害するような気がするのです。困っている方が医療を求め、それに対して必要なものを提供していく。シンプルな考えのもとで、ただただ誠実な医療を提供していきたいと私は考えています。

※上記記事は2016年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

成川 正之 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:水泳
  • 好きな作家:村上春樹
  • 好きな映画:スター・ウォーズ、ゴッドファーザー、ヒッチコック作品
  • 好きな言葉・座右の銘:継続は力なり
  • 好きな音楽:クラシック
  • 好きな場所:ウィーン

グラフで見る『成川 正之 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION