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田邊 剛 院長

GO TANABE

整形外科とリハビリテーション科を併設。最新の見地から最良のアドバイス。

大学卒業後、慶應義塾大学医学部の整形外科学教室入局。以降、関連病院にて経験を積む。2014年、雑色駅近くに開業。

田邊 剛 院長

田邊 剛 院長

雑色たなべ整形外科リハビリテーション科

大田区/東六郷/雑色駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

自身の膝の手術をきっかけに整形外科医を目指す。

田邊 剛 院長

中学生の時に膝の手術を受けました。そこで整形外科のダイナミックさを体感し、医師への憧れを持つようになりました。自分にできることがあるならばと。
大学を卒業して整形外科を選択した理由には自らの経験と、それから、ロマンがありました。整形外科の疾患は、“治る”ものが多いんです。治療の過程を患者さんとともに過ごし、一緒に喜ぶ瞬間を得たかったのです。
妻(田邊亜矢副院長)とは、大学を卒業する時点で結婚しました。私はすでに整形外科に進むことを決めていましたが、「将来一緒に仕事ができればいいね」と話していたところ、彼女はリハビリテーション科に進むことを決めたのです。今、ようやく10数年の時を経て、一緒に働くことができています。整形外科を目指した私と、それに同調してリハビリテーション科に進んでもらった家内とのロマンがこれです(笑)。
『雑色たなべ整形外科リハビリテーション科』は2014年に開院いたしました(京浜急行・雑色駅より徒歩4分)。下町の良い雰囲気が残り、人の温かみを感じられるこの街がとても気に入り、自分にとって居心地の良いこの場所で一生働きたいと思い開業させていただきました。

診療方針は、気持ちが通じ合うまで患者さんの話に耳を傾けること。

田邊 剛 院長

とにかく、患者さんの話に耳を傾けることです。こちらが心を開いて接することで、患者さんも思いのたけを話してくださると思っています。もちろん、最初の5分で心を開いてくださる方もいれば、1度や2度お会いしただけではしっかりとお話しいただけないこともあるでしょう。しかし、診察を重ねることで、やがて気持ちが通じ合うようになってくると私は信じています。
整形外科疾患の治療には、明確なゴール設定が必要になります。そしてそのゴールは、その人その人によって異なります。と言いますのも、すべての方が同じ生活をされているわけではありませんよね。同じ症状であっても、スポーツをされているかそうでないかで、到達目標点が異なるわけです。よく、「全治何日/何ヶ月」ということを耳にしますが、その全治は人によりけりです。それぞれのニーズを理解し、今の状態を把握することができれば、おのずと、治療の過程とゴールが見えてくるということになってきます。その最短距離を明確に提示するのが私たち整形外科医の使命と考えております。ときにそれが手術を勧めることもあります。その際は慶應大学、東邦大学、その他信頼と実績を加味して目の前の患者さんにとって良いと思われる病院へ向けて紹介状を書かせていただきます。

リハビリテーション科を併設し、より多くの方のお悩みに対応。

田邊 剛 院長

リハビリテーション科は、整形外科的な疾患の他に、脳卒中や神経疾患、脳性麻痺などの小児疾患、その他内科的な疾患まで多岐に渡りかかわりがあります。その意味では、整形外科とリハビリテーション科は、重なる部分はあれど、扱う範囲に差があるということになります。実は、結婚当時はその認識がなかったのですが(笑)。
今後の高齢化社会に向けて、脳卒中などを始めとした内科的疾患と整形外科的疾患を同じ場所で診ることができるということは、大きなメリットになると思われます。同じ歩くというリハビリをおこなうにしても、内科的な見解と外科的な見解をすり合わせていけることは、最適なリハビリテーションを考える上で、非常に有用です。2人で力を合わせていくことで、より多くの方のお悩みに対応していきたいと考えています。

大切なのは、検査データをみる医師の知識と経験。

骨粗鬆症は検査機器の精度が命です。顔をみただけ、雰囲気だけでは骨密度はわかりません。当院では大腿骨や腰椎で骨量を測定できる機器を導入しています。(大学病院や基幹病院では世界標準)
さてそれ以外はと言いますと、当院にはレントゲンがあるのみです。私の見解としては検査データ頼りは骨粗鬆症までで、MRI/CTは必要に応じてで良いと考えております。
ちなみにMRI/CT検査は近隣の蒲田医療センターで当日/数日以内に検査が可能で、そのデータは当院の電子カルテで共有可能となっております。MRIをとれば何でもわかり何でも治るとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。私としては、あくまで画像は診断を補助してくれる存在であって、大切なのは、それをみる医師の知識と経験であると考えております。

これから受診される患者さんへ。

小生の座右の銘としてお話した「初心忘るべからず」を今後も実践して行きたいと思っております。
・医師を目指した自分の経験(中学時代に手術を受けた)から、子供のケガ・病気をしっかり診断してより良い治療に力を入れて行きたいです。子供は大人と違い、自分の状態を上手く表現できないことがあります。
・下町の良い雰囲気が残り、人の温かみを感じられるこの街に住む皆さんの健康を私がお手伝いする!(というと大げさでしょうが)、ひとりひとりの患者さんのことを良く考えて診断治療を勧めていきたいと考えております。
数年/数十年前に○○と診断されて以来、そのまま医療機関に受診されていない状態の人がいます。症状が続いている場合は一度受診くださることをおすすめします。診断治療は日々進歩しておりますので、思い込んでいた診断が変わってくることもあります。患者さんには常に最新の見地から最良のアドバイスができるよう、これからも研鑽を積んで行きたいと思います。

※上記記事は2016年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田邊 剛 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:富山県
  • 趣味:子どもと一緒に過ごすこと
  • 好きな本・作家:クルマ関連、ゴルフ関連
  • 好きな映画:007シリーズ
  • 座右の銘:初心忘るべからず
  • 好きな音楽:70’sの音楽
  • 好きな場所:家族と一緒に楽しめる場所(海など)

グラフで見る『田邊 剛 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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