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竹内 常道 院長

TSUNEMICHI TAKEUCHI

患者さんの想いを汲みながら、
“自分スタイル”の診療を提供。

東京慈恵会医科大学卒業後、同附属病院皮膚科に勤務。川崎幸クリニックを経て、2015年に『たけうち皮フ科クリニック』を開院(「京急蒲田駅」直結、JR/東急「蒲田駅」より徒歩8分)。

竹内 常道 院長

竹内 常道 院長

たけうち皮フ科クリニック

大田区/蒲田/京急蒲田駅

  • ●皮膚科

皮膚の病気に悩む方を長期的に診ていけることをやりがいに

竹内 常道 院長

子供の頃、病気を患っていたことがありました。3ヶ月の入院も経験し、長い闘病生活を送ることになったのですが、その経験から、いつのまにか、「お医者さんになりたい」という気持ちを抱くようになっていました。それからあとは、亡くなった父の想いでしょうか。私は父が年をとってからの子供でした。父からしてみれば、「いつまで面倒を見てあげられるかわからない」という気持ちもあったのでしょう、手に職を持つことを薦められていました。自身の病、そして父のこと。この2つが、医師を志す上での大きな理由となったのです。
皮膚科は、複雑な検査を経なくとも、発疹を見ただけでさまざまなことがわかる学問です。そしてまた、同じものを見ても、学生が見るのと経験と知識のある先生達が見るのとでは、わかるものが違ってきます。私は皮膚科の持つその奥深さに魅了され、この分野を志すようになったのです。
『たけうち皮フ科クリニック』は、2015年に開院を迎えました。勤務医時代と大きく異なるのは、1人の患者さんをずっと追っていけることにあると感じています。子供のアトピーであれ、若い人のニキビ、蕁麻疹や水虫もそう。そうした病気を長期に渡って管理していけることに使命感とやりがいを感じています。

小児の皮膚を多く診てきた経験が今に役立っている

竹内 常道 院長

生まれたての赤ちゃんからご高齢の方まで幅広くいらっしゃっていますけども、多いのは、小児、それから近隣にお住まいの若い方でしょうか。
私はできる限り子供を診るよう心掛けています。皆さん、まずは手元にある薬を塗って、それで改善が診られないとなって初めて皮膚科にご相談に見えます。薬の塗り方をアドバイスするのは、皮膚科医の得意とするところです。同じ薬でも、塗り方によって治り方は随分と違います。
勤務医時代、子供を診る機会は意外と限られていたため、小児の診察はどちらかというと得意ではありませんでした。そのため、一緒にいた小児科医の先生から教わるなどして、研鑽に努めました。その甲斐もあってか、今では多くの方が当院を訪れています。当時はそこまで深い考えがあってのことではなかったのですが、今こうして役立ててもらっていますと、ありがたい経験だったなと思いますね。

その患者さんが続けていける治療、“自分スタイル”の治療を

竹内 常道 院長

標準治療というものがあります。標準治療とは、たとえば1日2回、3ヶ月お薬を塗り続け、改善が見られた、というもの。しかし、実際に多くの方にそれができるかといえば、そうではありません。ですから、標準治療を1つの軸としながら、そこに人の思いを組み入れながら治療を進めていくことが大切です。
皮膚科に限らず、慢性疾患一般に関し、アドヒアランスという考え方があります。アドヒアランスとは、患者さんが積極的に治療方針の決定に参加し、その方針に従い治療を受けること。一昔前まで、医者はお父さんのようなもので、患者さんは子供のようなもの、という風潮がありました。すなわち、親の言うことは聞かなきゃだめ、という形ですね。ところが、それではなかなか治療がはかどっていかないわけです。その人のその人にキャラクターがあるわけですから、それを尊重し、患者さん自身が積極的に治療に参加していただける流れをクリニックでは重視しています。

患者さんのうちに秘めた思いに手が届くように

多くの方が、この病気に対してこの薬を使いましょう、ということはご理解されていると思います。しかし、患者さんが本当に思い悩んでいるのは、病気の本質とは異なる場合が多いのです。
たとえば、アレルギー疾患のお子さんをお持ちのお母さんは、「将来、食べてはいけないものが出てくるかしら…」といったことを心配されています。本当は私たちに聞きたいのだけども、口に出してよいものか、躊躇されるわけです。
それに対して私たちは、何か聞きたいことがあるもの、という前提の上で患者さんと接しています。話しやすい雰囲気づくりに努め、患者さんのうちに秘めた思いに気を配りながら診察するということが大切だと思っています。

これから受診される患者さんへ

皮膚に関して、何か疑問があったり、困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。皮膚科専門医として、適切な対処を皆さんと一緒に考えていきたいと思ってます。
また、症状によっては何科に掛かってよいものやら、迷われることもあるでしょう。そのような場合もまずはご相談ください。医療の専門家として、しかるべき道筋を示せるよう、日々の研鑽をおこたりなく続けてまいります。

※上記記事は2016年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

竹内 常道 院長 MEMO

皮膚科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:魚釣り、サイクリング
  • 好きな作家:好きな作家
  • 好きな映画:007シリーズ
  • 好きな言葉:未来を過去のごとくに考えよ
  • 好きなアーティスト:八神純子、加古隆
  • 好きな観光地:上高地、鎌倉

グラフで見る『竹内 常道 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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